漫画「空母いぶき」を1巻～全巻無料で読む電子書籍サイト・アプリは？読み放題マンガ/かわぐちかいじ

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尖閣諸島の領土問題についてとても勉強になる漫画だと思いました。映画化もされていましたが映画よりも漫画での臨場感や状況の解説などが丁寧に描かれていてリアルな感じがよかったです。私たちが普段知ることのない政治家や自衛隊の人たちの立場がわかりやすく描かれていてとても勉強になる漫画です。今後この漫画のようなことが近い未来で起こり得るといった緊張感を持ちながら見ることができました。わからないことが多かったですが、わかりやすく作者の方が書いてくれているのとその熱意がとても伝わる漫画です。緊張感を持ちながら見ることができました。わからないことが多すぎたためかいちど読んだだけでは全てを理解することができませんでしたがわかりやすく作者の方が書いてくれているのとその熱意がとても伝わる漫画です。

かつて「沈黙の艦隊」で一世を風靡した巨匠かわぐちかいじ氏が描く、今の世だからこそ読む必要があるだろう架空戦記です。複雑な近隣諸国との関係性や次々とアップデートしていく多国間の複雑な絡み合いに様々な解釈を加え、現実的で具体的な”戦争状態”を描くドキュメンタリータッチな漫画になっています。また、作中に出てくる海上自衛隊・航空自衛隊の装備などは現行のものがそのまま使用されており、作品が始まった2014年当時には”近未来”として想定していただろう2022年現在、実際に国際紛争が起こってもおかしくない状況になっていて、かわぐちかいじさんの見識の深さと先見性に驚いています。実写映画では脅威（敵国）をぼかして描いていましたが、原作では実在の国家を想定して描いており、そのシビアさも大きな魅力です。

日本が突如、外国の侵略を受けます。追撃と領土奪還のために自衛隊の艦隊が派遣されます。この侵略をアメリカの手を借りずにいかに自衛権の範囲内で解決するかで、主人公たちは苦悩していきます。そんな苦悩の中、侵略者たちとの戦いが始まります。この作品の見どころは、艦隊戦の土迫力や戦艦内の登場人物の人間関係、難しい立場での攻防戦となります。実際に日本が外的に攻撃されたら、実際こんな感じになるのではみたいな、現実味のある作品だけに深く考えさせられました。こんなにも、日本は後手後手になってしまうのかと。それを予期しない主人公の秋津竜太は、昔の軍隊張り攻撃をそっせんしていきます。そんなシーンも見どころがありました。

作者・かわぐちかいじ氏らしいハードな展開と、豊かな感情表現が魅力的です。
私はあまり軍事関係には疎いほうだったのですが、各種の用語などは何気なく説明されているので知らなくても充分楽しめます。
戦闘シーンなどは非常に迫力があり、見ごたえたっぷり。
魚雷を回避するためのデコイ（おとり）というのがあるのは初めて知って、大変興味深く読みました。
軍事系が好きな方ならおすすめ……ではありますが、恐らくそういった方ならマストアイテムとしてすでに既読であろうと思われるほどのコアな作品です。
潜水艦の中で、音だけを頼りに海で起きている状況を確認している登場人物には、その卓越した能力に驚きました。
様々な問題提起を投げている優れた作品です。

浮船武彦

護衛艦であるちょうかいの艦長であり、言葉遣いや行動が少し雑なところが個人的には好きです。歳も主人公の秋津と比べたらだいぶベテランの方で、少し乱暴なところがいかにも昔の人といった感じが出ていて良かったです。映画も原作でも、いてまえという言葉を発していてその気の強さがとても目立っていて好きです。どこか暖かさも感じるベテラン感があってかっこいいと思います。指揮官としても危機を救ったりととても活躍している人物です。

新波歳也二等海佐（のちに一等海佐）

主人公の秋津艦長と並び立つキャラで、完全無欠なエースパイロットという経歴の秋津に比べて、より人間らしい描写が多い人物です。ライバルでありながら、一歩引いた副長という立場で秋津を支え、また自衛隊という組織の強さと同時に危うさを誰よりも熟知しているからこそ、できることがあると胸を張って働いているところがとても魅力的です。秋津の行動には思うところもあり、苦言を呈することも多いですが、それは新波以外にはできないという自負もあるのでしょう。そういうパートナーシップも物語の中で大きなポイントになっています。

秋津竜太

誰もが思う、後手後手の自衛権では、日本を外敵から守れない。自衛権を徹底的にこうしすべきだという考え方がとても共感できました。でも、最後は仲間の意見を考慮して敵の命も大事にする考え方に合わせていく、そんな姿も秋津の魅力かと思います。それに、戦略の立て方は凄いものがありました。気持ち良いようにマトに当り、快進撃をしていくシーンなんかは、見ていて爽快感さえ感じてしまいました。そんな秋津竜太が私は好きです。

垂水慶一郎

総理大臣です。
常に苦しい選択と交渉を迫られるなか、賢明に事態に向き合っている姿がいいです。
冷静に判断を下していく人物像が魅力的。
その一方で明らかに多数の人間が死ぬと思われる事態への支持発動の際は、体調を崩すなど人間味も溢れています。
ひたすらに「鉄の男」である垂水が見せるその姿には、戦闘状態にあることがどれだけ大変なことなのかがひしひしと伝わってきました。
また、誠実な面も持ち合わせており、日本人へ向けた報道についても敢えて隠さずに伝えるように指示する姿も良かったです。

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