漫画「七つの大罪」を1巻～全巻無料で読む電子書籍サイト・アプリは？読み放題マンガ/鈴木央

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七つの大罪の見どころは、とにかく登場するキャラクター数が多く、種族も人間、妖精族、巨人族、女神族、魔神族、吸血鬼と多種多様な種族が登場します。主人公であるメリオダスをはじめとした七つの大罪及び敵対関係であり事実上のライバル的存在の十戒には様々な種族がいて戦うことになります。人間同士や他の種族同士とも協力しあったりもしますが、しかし同じ人間同士や異なる種族間でも争うこともあります。この作品の魅力の一つは、戦闘シーンの他にもそんな様々な異なる種族と個人の思惑が絡んでいることです。そしてもう一つの魅力はこの作品には多くの男性キャラクターと女性キャラクターが登場します。その中にはヒロインでもあるエリザベスをはじめ恋愛関係になる者達もいます。その恋の結末も見どころです。

キリスト教の用語や、アーサー王物語などを下地とした王道少年漫画です。以前より様々なゲームや漫画で扱われる題材なものの、鈴木央先生が色付ける個性的なキャラクターや能力、またポップなテンポでキャラクター達の旅が進んでいきます。アクションも見どころの一つと言えますが、なんと言っても浪漫があるキャラクターの物語が魅力です。男性読者だけでなく女性読者が多い理由の一つではないでしょうか。過去から未来へと時間軸も幅広く、読み進める度にキャラクターの想いや生き方を魅せられて、謎を追うのに読む手は止まらないはずです。また各キャラが生き生きとしたキャラ付けがされており、賑やかなギャグシーンを見るだけでも読む価値はあると思います。

七つの大罪は、登場人物がとても多くてメインキャラクター以外にも個性豊かなキャラクターが揃っていて見ごたえがあります。七つの大罪のメンバーのそれぞれの能力が物語の中で活躍していくところが見ていて面白いです。メリオダスとエリザベスのイチャイチャしているところもほっこりしながら見ることができました。また、七つの大罪のメンバーがみんな強くて最後は勝つんだろうなという安心感も持ちながら戦闘シーンも見ていました。物語の中で様々な伏線があるので伏線を回収しながら見るのも楽しみの1つです。魔神族との戦いのストーリーでは敵キャラクターがたくさん出てきて一気に強くなって戦闘シーンもとくにハラハラしてとても見応えがありました。

物語初期は、ぶっちぎりの強さを持つ主人公メリオダスの独り舞台で活躍が描かれます。物語が進むにつれ、バトルアニメ系の典型的な強さのインフレが起きて、戦闘についていける人間（？）が少なくなって、活躍はほぼ主人公のみとなってしまうのが残念です。ストーリーとしては、大どんでん返し（行動に裏があり、思わぬ秘密が明かされる）が多く、これだけ読者の裏をかいていくと物語が崩壊しそうですが、うまくバランスがとれており、逆に次はどうなると期待しながら読んでいました。この話の中心は何といっても、主人公のメリオダス。絶対的な強さを持っていながら、チャランポラン（そして、ちょっとエッチ）。でもその裏には悲しい過去があり、それを考えながら読み進めると、感動がより増してきます。

アニメ漫画を見る方には、聞きなじみのある大罪をテーマにした漫画になります。正直〇〇の大罪というキャラ付けしてますが、あまりそこは深く考える必要はないかと思います。数々の週刊少年誌での連載とアニメ化をしてきた作者様なので、１話からイラストの完成度が段違いにです。女性キャラも、作者の趣味を全開に属性を偏ることなく大人の魅力から幼女まで綺麗もかわいいも表現が豊富です。男性陣もオラオラ系、少年系、おじ様まで幅広く描いてますが書き分けもしっかりしているのでキャラクターも覚えやすいです。技の名前に感じる厨二設定も、少年誌ならではなので見ていて覚えやすい、かっこいいという感想でした。バトルシーン多めですが、感情の移り変わり、愛と友情、裏切りなど細かな心理描写が素晴らしいです。

ぱっと見、子供向けファンタジーな印象の本作品ですが、大人でも十分に楽しめるギャップが最大の魅力だと思ってます。
各キャラクターの恋愛模様も、なんとなくくっつけるのではなく、それぞれに深い物語があるのがいいです。
主人公メリオダスとエリザベスの転生しても変わらぬ愛をはじめ、何故そこまで好きになったのかが丁寧に描かれています。
悲しい展開が続きますが、一方で少年漫画らしいバトルの迫力もあります。
王国最強の騎士団『7つの大罪』が味方なので、無双しそうなイメージですが、きちんと強敵が用意されているので、王国最強設定を保ちながら、手に汗握るバトル展開を堪能することができます。
大人は物語の深さを、子供はバトル展開を楽しむことができる作品という印象でした。

ジェリコ

女性なのだが一人称は「俺」であり荒っぽい性格なのですが七つの大罪の一人でもある「強欲の罪のバン」に惚れており十戒のガランとメラスキュラに追われていて彼らの追撃からバンとその想い人であるエレインを背負って移動して時には身を挺してまで守ったりします。髪型も普段は縛っていてポ二ーテールなのですが、髪を下している時もあり、髪を下している時の姿はとても可愛いです。物語終盤になると髪を下している上に女性らしい服装もするようになり更に可愛くなり一番のお気に入りキャラクターです。

エリザベス

少年漫画のヒロインといえば、というぐらい美女でお姫様で落ち着いていてというキャラ付けがされています。人によっては好き嫌いが分かれるタイプなのかもしれません。ですが最初の数巻だけで判断するのはもったいないです。物語の謎が紐解かれるたび彼女の魅力は増し、一途な想いには心打たれる読者も多いのではないのでしょうか。守られる系ヒロインというのは日に日に人気度は落ちていますが、エリザベスは違います。物語の主軸に席を据えていることはもちろん、その成長に清々しさすら感じるのではないのでしょうか。

エスカノール

七つの大罪の中で1番強いといわれたキャラクターで作中でも特に活躍したキャラクターだと思っています。見た目はダンディーなおじさんで普段は控えめな性格でおとなしいのですが能力を発揮すると急にワイルドになるところもギャップがあって好きです。作中でも様々な強敵を倒していますし能力や戦っている姿がとてもかっこいいので一番好きなキャラクターです。普段の雰囲気がとても優しいおじさんといった感じの振る舞いをしていてとても好感の持てるキャラクターです。

メリオダス

他者を寄せ付けない絶対的な強さ（当初は）。見た目は小さく、とても強そうには見えないので、ガタイの良い悪人達からはバカにされたり、からかわれたりするのですが、内に秘めたその力で、敵を圧倒していく姿はスカッとします。物語が進み、強さが周りと拮抗（同等の強さが現れる）してくると、パワーアップ。よくあるバトル漫画のパターンではあるのですが、ここで、メリオダスの過去や秘密が描かれ、あの明るさの裏の顔が判明し、実は苦労してきた人とわかり、応援したくなりました。

バン

野性味のある釣り目や、八重歯がかっこいいです。七つの大罪の１人、基本は自分の欲で動いているようなキャラですが、一人の愛した女性のためにすべてを投げ出します。思い通りにならないことが嫌いという彼ですが、思い人へはなかなか会うことができません。作中ほんの少し二人が再開するシーンもいとしさがあふれている表情がとてつもなくセクシーです。こんな風に相手に愛されていたら、私ならきっと成仏できるなと思いながら二人の再開を楽しみにしています。

キング

妖精王かつ序盤の無双っぷりに反して、かわいらしい少年の姿というところが魅力的です。
序盤に、メリオダス含めた仲間が苦戦した相手をキングが圧倒するシーンがあり、好きになりました。
仲間のディアンヌに一途なところ、後半明かされる彼女との過去話は大好きです。
作中全体を通じてかなりの強キャラにもかかわらず、流されやすいところや精神的に脆いところ、オッサン姿になることが礼儀だと勘違いしているところがともかくかわいいです。

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