漫画「ヒロイン失格」を1巻～全巻無料で読む電子書籍サイト・アプリは？読み放題マンガ/幸田もも子

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主人公のはとりが本当にどこにでもいそうな普通の女の子でとても親近感がわきます。少女漫画なのにギャグ要素がいたるところに盛り込まれているところがクスッと笑えて女同士のドロドロな恋愛バトルばかりではないのでとても読みやすいです。好きな人と幼馴染というところにあぐらをかいて何も努力してこなかったはとりが安達さんという強力なライバル？の登場に嫌がらせする様子には本当に嫌な女だなぁと思いました。が、弘光くんという超絶イケメンに思いをよせられても一途に利太を思い続けて最終的に自分の魅力を磨くために努力を始めるところには心を打たれました。この漫画は、「努力しないと何も得ることができない」ということを教えてくれる漫画です。

映画をきっかけに好きになった漫画です。タイトルにある通りにヒロインがいろいろな男とくっつこうとする展開になるところが今までの恋愛漫画と違って新しい設定で見ごたえがありました。出てくる男性キャラクターがとてもかっこよくて魅力的なのでそこも楽しみながら読むことができました。ヒロインの性格も人間の悪いところが出ていたり、いろいろ優柔不断なところなどもわからないこともないので人間らしさがでていて個人的には好きです。綺麗事ばかりで並べられている恋愛漫画よりも味が出ていて気になる展開が続いて面白いです。キラキラしていないところが逆にこの漫画のポイントだと思います。たまにくる切ないシーンは、より際立って切なく見える作品でした。

漫画のヒロインと言えば、とてもひたむきだったり、素直だったりするイメージですが、この漫画はヒロイン役のはとりが、良い子すぎないところが共感できて良かったです。例えば、ライバルにすぐ怒ったり、ずっと好きだった相手がいるのに、イケメンにすぐトキメイたり。でも、実はとても純粋で真っ直ぐな主人公にとても感情移入しました。また、ヒロインなのに変な顔になったり、おかしな行動をとってしまったりとギャグ要素も強く、とても面白かったので、あっという間に読んでしまいました。相手役の男の子二人も、それぞれ違ったカッコ良さを持っていたので魅力的でした。誰とくっつくか分からない展開もドキドキしました。テンポも良く読みやすい、涙あり笑いありのおすすめの漫画です。

この作品は、よくある少女漫画にはない唯一無二の魅力があります。まず登場人物の表情の描き方が少年漫画のようにおもしろく、クスッと笑いながら読んでしまいます。しかしやはりそれだけでなく、キュンとする少女漫画らしいシーンも多いです。主人公のはとりは、少女漫画のヒロインにしては人間らしすぎる感情がよく描かれていますが、実際のところそれがリアルな女子高生らしい感情なのではないかと思います。だから実は感情移入しやすい主人公なのだと思います。はとりは一途に利太のことを想っていたはずがイケメンの登場で揺れ動いてしまったり、利太の感情も少し読み取りにくく展開が予想できないところが、この作品に夢中になる理由だと思います。

主人公のはとりが自分を過剰評価し、幼馴染のりたと必ず結ばれる運命にあると思い高校生活を過ごしている女子高生の話ですが、少女漫画ならではの三角関係やむねきゅんシーンもたくさんあり、読んでいてわくわくします。しかし、この漫画が他の少女漫画と違うところはコメディーの多さです。変顔したり主人公が非行にはしったりなど、他の少女漫画ではありえないほど主人公の女の子が清楚とはかけ離れた存在です。しかし、応援したくなったり胸が詰まるようなシーンもあったりするのでコメディー漫画と少女漫画を同時に見ているような感覚で飽きずに話を読んでいくことができます。そして、はとりを取り巻く男の子2人が性格見た目共に正反対ですがとても格好いいのも見どころです。

私はこの漫画をとにかく主人公頑張ってと応援しながら読進めていました。長年幼なじみに片思いをし続けた挙句、まさかのよくわからない女子に取られ、幼なじみを取り返そうとあの手この手で奮闘する主人公がかわいらしい作品です。しかし、この漫画は主人公が可愛いだけではありません。この主人公とてつもなく面白いのです。彼女の言動、行動も面白いのですが私個人的には特に彼女が思い描く幼なじみの彼との妄想シーンが面白いです。にやにやしながら妄想をする彼女ですが、所詮はただの妄想です。それが見事に打ちのめされ主人公が変顔で落ち込んでいる姿が印象的というか見どころです。感情移入しながら読める漫画なので、読み始めたら止まらないです。

中島

クールで知的、冷たい印象の外見とはうらはらに、うるさくてお調子者のはとりの愚痴を聞いて、そばにいてあげる包容力の大きさがとても好きです。もしリアルに中島のような男性がいたら絶対好きになってしまいます。はとりと利太それぞれのフォローをしつつも余計なことをしない大人の余裕とでもいうのでしょうか。こんな友達近くにいてほしいです。はとりがとてもうらやましい。はとりにビシッと本当のことを言って厳しく現実を教えてあげながらも、さりげなくそばで支える様子は本当にかっこいい。

寺坂利太

名前も他の漫画にはいないキャラクターの名前で覚えやすいです。物語では安達と付き合っていましたが、だんだんと本当は、はとりのことが好きなことに気づいていく描写などは人間味が出ていて良いです。見た目もとてもカッコよくて人気のあるキャラクターだと思います。好きな人が自分から離れていってしまうのではと恐れているところも物語の中で自分の弱いところをさらけ出した際には、すごく共感できて感情移入できるキャラクターです。

はとり

ヒロインらしくないところが好きです。ネガティブな感情もときには想いが揺らいでしまうことも、剝き出しで表現するところがとても面白かったです。みんな女の子はこんな気持ちを持ってるよね、ととても共感できました。イケメン二人に言い寄られて、少し喜んでしまうところもヒロインらしくなくて笑ってしまいました。また、ギャグ漫画としても主人公はとりが面白く、あっという間に全巻読みました。少女漫画で主人公がここまで面白い作品はなかなかないと思います。

松崎はとり

あまり少女漫画のヒロインらしくなく、感情がストレートに、面白おかしく描かれているところです。読んでいてクスッと笑ってしまうような表情やセリフが楽しいし利太を嫉妬させたいと思ったり、イケメンに心が動いたり、利太の彼女に敵対心を燃やしたりと、人間らしい感情で行動していて実は読者に共感してもらいやすい部分が多いところです。制服の着こなしや髪型がその時代らしく、おしゃれでかわいい女子高生であり、ビジュアル的にも読んでいて楽しかったです。

弘光廣祐

まず見た目がとてもかっこいいところです。また、最初は多数の女の子と遊ぶなどチャラい印象で、はとりとも遊び程度でしたが徐々にはとりに惹かれていき、一途になるところや、最初はかっこいい所ばかりでしたが、好きになるにつれて、不器用なところやカッコ悪いところなどが見えてきてかっこいいだけでなく可愛さもあるギャップが好きです。また、いつまでもはとりを思って行動する優しさのあふれた人柄で、本当にいい人なところも好きなところです。

安達さん

私にとって安達さんは、主人公にとっての最高のライバルで、難攻不落なキャラクターという認識があります。このキャラクターがいることによってこの漫画ストーリーが一段と面白くなっていると思います。主人公はとりの戦略にはまらないところが好きです。地味な女の子なのに好きな人のために努力をしている点がかわいらしいと思いました。この漫画を読むにあたってどうしても主人公に感情移入してしまうので、安達さんにもやもやするところもありますがそこがいい味出してます。

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