漫画「サレタガワのブルー」を1巻～全巻無料で読む電子書籍サイト・アプリは？読み放題マンガ/セモトちか

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人間味あふれる不倫漫画。登場人物のキャラが立っており、軽快なテンポでコミカルに話が展開していくので、続きが気になりどんどん読み進んでしまう作品です。見どころはなんといっても修羅場の多さ。主人公夫婦だけでなく、サブキャラの修羅場も盛り沢山で読んでいて飽きません。修羅場ではそれぞれのキャラが一際立って、ドタバタなやりとりが繰り広げられます。漫画だからと笑って読める一方、現実にあったらおっかないなと思うこともあり、程よいリアルさの中で楽しく読むことができます。また、登場人物それぞれにストーリーがあって、思わず感情移入してしまうこともあります。どのキャラクターも真剣に生きていて、悪とされるキャラも根っからのワルではないところが憎めないところ。これからも彼らの生き様を見届けていきたいと思える作品です。

タイトル通り不倫サレタガワノ旦那さんのお話です。主人公夫婦とその不倫相手の夫婦について離婚までのいざこざで終わるのかと思いきや、その後の話まで主人公サイド、その妻サイド、相手の妻サイド、相手の夫サイドと色んな場面から掘り下げて描かれています。基本的にした側の性格が悪く胸糞悪いですが、そこも面白くてつい見てしまう漫画です。主人公の暢と相手サイドの妻がいい人すぎてそれが癒しでした。絵は可愛らしく全員見分けがつくようにキャラクターの顔や雰囲気が書き分けてあり読みやすいです。内容は可愛くないですが不思議と惹き込まれてどんどん読んでしまいます。まるで昼ドラを見てるような気分になります。まだ続いているので最後まで買う予定です。

登場する人物がとても性格が良い人と洒落にならないくらい下衆な人と真っ二つに分かれているのがとても驚きであり、それもこの漫画の魅力だと思います。
この作品の紹介ページに、絶対に不倫をしたくなくなる！と書いてある通り、不倫をしたら本当にダメなんだと思わせるシーンがリアルに描かれていました。
かなりドロドロした部分も多い作品ですが、主人公の暢がどれだけ辛く悲しい思いをしても自分の友人や大切な人への感謝や思いやりが描かれていてそのシーンを見るたびに心が温まりました。真面目に頑張る人が報われない事も多い世の中ですが、この作品を読んでいると人間ずる賢く生きていても上手くいくのは本当に一瞬なんだなと痛感させられました。

テーマが重苦しいものであるにも関わらず、描かれる雰囲気や言葉のやり取りがとても親しみを感じるところ。悪いことをした相手に対して、容赦しない！という気持ちと、でもちょっとやりすぎかも？という気持ちで揺れるシーンでは、ほぼ容赦しない！という気持ちが勝っていくので、読んでいて爽快感もあります。悪いことをした人物がにっちもさっちも行かなくなってしまう展開は、思わず「うわあ…」と声が出てしまうような有様で、他人事どころか漫画の話であるにも関わらず、自分は絶対こういうことに手は出さないぞ！と思わせてくれます。現実的な法律問題にもわかりやすく触れていて、いい勉強にもなりました。一旦手を出したらそう簡単に救われるわけではないよなと、しみじみ思う漫画です。

ストーリーはW不倫でドロドロなのに、ずっと重たい話ではなくて優しいタッチの絵やほっこりするエピソードもあってずっと読み続けられる漫画です。出てくるキャラクターが本当に究極のクズか根っからの良い人しかいなくてその人たちの掛け合いも見ていて楽しいです。また、この漫画は不倫が発覚して「復讐」とか暗い方向に向かっていくのではなくて、それぞれが自分たちの幸せに向かっていくところが見どころだと思います。また、悪いことをすれば必ず天罰が下るということも教えてくれる漫画。不倫しても懲りることなく男に依存する愛子がどこまで落ちていくのかも気になるところ。この漫画は旦那さんとの関係がマンネリ化してきた人や、進行形で不倫している人にぜひ読んで欲しい漫画です。

不倫漫画はいくつも読みましたが、「サレタガワのブルー」は断トツに面白い作品です。不倫した側・された側のそれぞれの描写があり、自分の身に起きたとしても参考になる場面があります。物語前半のW不倫ドロドロ劇から始まり、不倫された側の精神的・肉体的ショックは相当なものであることが分かります。主人公でされた側の「のぶくん」がピュアでイケメンでやるときはやる男で、一番の見どころです。した側の「愛子さん」はかわいくて愛嬌があるけどかなり自分勝手で読んでいるとイライラしてしまうくらいですが、制裁が加えられるでしょうしそこも見どころです。不倫された側の「のぶくん」が幸せになる日は来るのか、今後の物語の展開に期待しています。

藍子

立派な「シタ妻」ではあるけれど、可愛さとコミュ力を武器にしたたかに生きているところはなかなかのものだと感心します。また、渡り歩く男はクズばかりというのがおバカで憎めないところ。計算高い一面もありながらも、窮地に追い詰められるとたじたじする一面も持ち合わせているところにも人間味を感じます。愛情を求めてチヤホヤされたいがために大事なものを失ってしまっては本末転倒、とはいえ、自分の気持ちに正直に生きているところは同じ女として憧れる部分でもあり、応援してあげたい気持ちになります。

梢

好きなキャラクターは梢です。外見はおしとやかで美人なママです。育ちもよく性格も物凄くいいのに不幸体質で、周りの人間に恵まれてい無さすぎて可哀想です。世間知らずなままクズな旦那さんと結婚してしまった梢には終始同情するしかありませんでした。しかし、その性格の良さが個人的にはすごく好きです。クズな旦那さんに振り回されている所もこんな人いるなあと思いながら読み進めてしまいました。主人公も梢と同じ性格が良い人間なのでこの漫画の中でこの2人は癒しです。

森梢

物語の初めの頃はとても自己評価が低く、頼りない感じだったのであまり好きなタイプではなかったのですが、暢と知り合ってからどんどん強くなり母としても女性としてもとても魅力的になり作品を読みすすむうちにとても好きになりました。暗く辛い過去があってそれを引きずっている感じでしたが、息子の拓人のために必死な姿は同じ子を持つ母としてとても素敵に思えました。
母だけど女性としても幸せになって欲しいと願ってしまうキャラクターです。

暢

純粋かつ容赦がないところが好きです。昔の大切な人を思う優しい面も持ち合わせながら、やらかした相手には迷いながらも鉄槌を下していくところがいいです。適度に友人の助力を得ながら物事を決めていくところも最初の柔和なイメージにぴったりでブレがありません。優しいだけかと思ったら、後の展開でしっかり学習して毅然とした態度を取り、言うべき相手にははっきり言い、おかしいと思った相手には一線引いて付き合うなど、個人的にも見習うべきところがあると思うキャラクターです。

たみくん

なんだか頼りなさそうな雰囲気を醸し出してはいるけれど、独立していてすでに自分のお店を持っているスタイリストさん。他のキャラたちに隠れて影はとても薄いけれど、何気にハイスペックなイケメンキャラなところ。友達思いでノブのためにすぐ駆けつけてくれるところ、少しお調子者なところ、梢やたっくん、後輩などいろんな人に優しくて慕われているところ、良い人の要素しか詰まってない。作中では彼女に浮気されてしまったけれど、本当にたみくんには幸せになってほしいです。

田川暢

のぶくんはピュアで前向きでイケメンで仕事もできて何でもこなせて、こんな人がいればいいのにと思うくらい素敵な男性です。過去にトラウマがあり辛い思いをしてきたからかもしれないと思うと少し複雑ですが、色々乗り越えてきたからこそこんなに素敵な男性になったのでしょう。友人や周りの人への優しい態度が印象的ですが、不倫相手への厳しい対応や大切な人を守る姿は普段ののぶくんからは想像できない肝の据わった姿で、そこのギャップも素敵です。

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